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コラム 牧師の書斎から

2022年8月7日 澤村信蔵

 私は今日、あなたがたに対して天と地を証人に立てる。私は、いのちと死、祝福とのろいをあなたの前に置く。あなたはいのちを選びなさい。あなたもあなたの子孫も生き、あなたの神、主を愛し、御声に聞き従い、主にすがるためである。(申命記30章19~20節)

 「あなたはいのちを選びなさい。」私たちの人生は、選択の連続です。今日ここに集っている一人ひとりも神様を礼拝するという選択をしたからこそ、ここにいるわけです。まさに主を礼拝するというようないのちと祝福に至る選択もあれば、神様を忘れてしまうという死とのろいに至る選択もあります。それこそ、私たちの前には、大小様々な選択が置かれています。私たちは、そのどちらかを選び取って行くのです。神様は、私たちが間違える前に、もっとはっきりと教えてくれたらいいのにと思います。もちろん、神様は、私たちに教えてくださっています。みことばを通して、メッセージを通して、祈りの中で、様々な方法で私たちに語りかけてくださっています。でも、私たちは、結構頑固で、神様のことばに従わない道をも選ぶことがあるのです。そのどちらを選ぶのか選択の自由を神様は私たち人間に与えてくださっています。でも、その選択には、必ずその選択の結果に対する責任が伴います。選択の機会は、私たちが成長するチャンスともなりますし、同時に、恵みを失うピンチにもなってしまうのです。だからこそ、モーセは、「あなたは、いのちを選びなさい。」と言うのです。私たちは今日も自分の前に置かれているいのちの道を選び取るものとさせていただきましょう。