ここからコンテンツ

コラム 牧師の書斎から

2023年5月28日 澤村信蔵

しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。(使徒1:8)

今日は、ペンテコステ礼拝です。ペンテコステというのは、日本語では五旬節という意味で、50日という意味です。ユダヤ教では、7週の祭りがお祝いされる日です。その日に、120名ほどの人が祈り待ち望んでいると、聖霊が炎のような舌の形で、一人ひとりの上に注がれました。皆が聖霊に満たされ教会が誕生したのです。ペンテコステ以前も聖霊が注がれることはありました。でも、それはあくまでも個人的、また、時間も限られていました。ナジル人サムソンは、髪を伸ばしている間は、獅子をも引き裂くほどの力を持っていましたが、髪を切ったら途端に弱くなりました。でも、このペンテコステ以降は違います。すべての人に注がれるのです(2:17~18)。そして、聖霊が注がれる時、私たちは力を受けます。それは、あのサムソンが受けた力以上です。死んだものをもよみがえらせるダイナマイトのような爆発的な力が与えられたのです。そうです。私たちは気づいているか、感じてるかに関わらず、聖霊の力を受けているのです。しかも聖霊が注がれたのは、教会です。ペンテコステは教会の誕生日だとも言われますが、聖霊は教会を通して働かれるのです。この成増教会にも働いているのです。聖霊が与えて下さるこの偉大な力を無駄にしないようにしましょう。私はイエス様によって救われた!罪赦された!この感動を持って、今日も聖霊の力をうけた者としてイエス様を証ししていきましょう。