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コラム 牧師の書斎から

2023年6月25日 澤村信蔵

私は今日、あなたがたに対して天と地を証人に立てる。私は、いのちと死、祝福とのろいをあなたの前に置く。あなたはいのちを選びなさい。あなたもあなたの子孫も生き、あなたの神、主を愛し、御声に聞き従い、主にすがるためである。まことにこの方こそあなたのいのちであり、あなたの日々は長く続く。あなたは、主があなたの父祖、アブラハム、イサク、ヤコブに与えると誓われたその土地の上に住むことになる。(申命記30章19~20節)

昨日、聖書を学ぶ会を行いました。テーマは申命記です。申命記というのは、申(もう一度)と命(神の命令)を記したとあるように、カナンの地に入る前に、もう一度モーセを通して語られた神の命令が記されています。ホレブから約束の地カナンの入り口ともいうべきカデシュ・パルネアまでは11日間の道のりです。でも、その目の前のところから、入ることが出来ず、長い間さまようことになってしまったのです。それは、イスラエルの民の不信仰です。そういう彼らに、もう一度、神の命令を語り、神に従うことを迫ったのです。特に28章からは、神に従うと、どれほどの祝福があるのか、神に従わないなら、どれほどののろいがふりかかるのか・・・を語ります。その上で、最後に迫るのです。あなたはいのちを選びなさいと。これは私たちにも同じ言葉が今日神は、語っています。いのちと死、祝福とのろいが私たちの前に置かれています。あなたはいのちを選びなさいと。あなたはどちらを選びますか?