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コラム 牧師の書斎から

2023年7月23日 澤村信蔵

ですからあなたがたは、すべての悪意、すべての偽り、偽善やねたみ、すべての悪口を捨てて、生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、霊の乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです。(Ⅰペテロ2章1~2節)

最近、こおろぎ食があるそうですね。私自身は食べたことがないですが、どんな味なのでしょうか。栄養価はあるようですが。日本では昔からイナゴは食べる習慣がありましたが、こおろぎは食べる習慣はありませんね。先日、祈祷会でその違いなんなんだろうかという話になり、こおろぎは雑食だけど、イナゴはイネ科の植物、主に、稲を食べているからじゃないか、だからイナゴは美味しいんだという話になりました。確かにそうかもしれません。同じように見えても、何を食べるかにより、味も全く変わるのです。だから、私たちも健康のために何を食べるか気にしていますね。でも、口から食べる物以上に気をつけないといけないのは、私たちがどんな言葉を聞くかということです。誰かを傷つける言葉、嫌みな言葉、否定する言葉を聞き続けると、知らず知らずのうちに私たちの口からも人を傷つける言葉が出てきます。でも、恵みの言葉、愛の言葉、祝福の言葉を聞き続けていくなら、私たちの口から出てくる言葉は、他人を励ます言葉になります。皆さんはどちらの言葉を発していますか?私たちが成長をしていくためにも、純粋な霊の乳であるみことばを聞き続けましょう。今日はその最高の機会です。でも、日曜日の礼拝の時だけでは足りません。毎日、少しでも神のことばを聞き続けていきましょう。