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コラム 牧師の書斎から

2023年8月13日 澤村信蔵

「同じように御霊も、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、何をどう祈ったらよいか分からないのですが、御霊ご自身が、ことばにならないうめきをもって、とりなしてくださるのです。」(ローマ8章26節)

 「だれが、私たちを罪ありとするのですか。死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、しかも私たちのために、とりなしていてくださるのです。」(ローマ8章34節)

 私たちは、祈りをします。神さまは、私たちの召使いではないので、私たちの願いを何でも聞いてくださるお方ではありません。私たちの主であり、神様あり、私たちよりはるかに偉大なる存在です。だから、神様のみこころの通りにすべてのことをされます。でも、私たちは知っています。神様は、私たちを愛してやまないお方だということを。私たちのために、ひとり子であるイエス・キリストを十字架につけてまで救ってくださるお方です。そんなお方が、祈りを通して私たちの願いを知って、何か変なものを与えることがあるでしょうか?あるはずはないですね。私たちの願いを超えた全能の神の最善のわざをなして下さるのです。しかも、この箇所を見ると、イエス様がまた、聖霊様が私たちのためにとりなし祈ってくださっていると書かれているのです。イエス様は、父なる神の右にあり、聖霊様は私たちのうちにいて、とりなしてくださるのです。私たちは、時に祈れなくなることがあります。神さまのことを信じきれなくなる時もあります。でも、主イエスが、また、聖霊様があなたのために祈っているのです。ぜひ、そのことを忘れないで、今日も主の前に祈りましょう。