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コラム 牧師の書斎から

2024年2月4日 澤村信蔵

すると見よ、神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。地が揺れ動き、岩が裂け、墓が開いて、眠りについていた多くの聖なる人々のからだが生き返った。彼らはイエスの復活の後で、墓から出て来て聖なる都に入り、多くの人に現れた。百人隊長や一緒にイエスを見張っていた者たちは、地震やいろいろな出来事を見て、非常に恐れて言った。「この方は本当に神の子であった。」百人隊長や一緒にイエスを見張っていた者たちは、地震やいろいろな出来事を見て、非常に恐れて言った。「この方は本当に神の子であった。」マタイ27章52~54節

今中高生の子どもたち向けに聖書のショートメッセージを送っているのですが、先日送ったのがこの十字架の箇所です。マタイ27章など十字架の箇所は何度読んでもいいですね。ぜひ皆さんも読んで下さい。裁判においては、一つも言い訳をしないイエス様の姿、神の子でありながら「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」と叫ばれる姿、イエス様の死とともに地震が起こり、神殿の幕が裂け、死者がよみがえる姿などが描かれています。ここに記されているすべての出来事が起きたと思うと、あまりにもすごくて言葉がありません。そして、一つ一つの出来事に意味があります。でも、今日特に覚えたいこと、それは、それを実際に見ていた人たちが何を感じたのかということです。百人隊長をはじめ最も間近で見ていた人の結論は、この方は本当に神の子だったということです。私たちは十字架の箇所を読んでどう言うのでしょう?この方をなんと表現するのでしょう。私は、この方は本当に神の子で、この十字架は私のためだと告白します。皆さんはどうですか?