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コラム 牧師の書斎から

2024年3月31日 澤村信蔵

私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書に書いてあるとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおりに、三日目によみがえられたこと、また、ケファに現れ、それから十二弟子に現れたことです。…そして最後に、月足らずで生まれた者のような私にも現れてくださいました。(Ⅰコリント15章3~8節

イースターおめでとうございます。主イエスがよみがえられたイースターを皆様とともにお祝いできることを嬉しく思っています。この復活信仰は、私たちクリスチャンにとって最も根幹をなすものです。パウロが、最も大切なこととして伝えたいと言ったことは、大きく分けると二つです。第一に聖書に書いてある通りに、主イエスが十字架にかかり、三日目によみがえられたことと、自分を始め、多くの人がその証人となったということです。イエス様が復活された、このことが無かったら私たちの信仰は全く無意味なものになってしまいます。罪の赦しもありません。また、再会の希望もないのです。でも、主はよみがえられた。そのことを今日もう一度確認し、心からお祝いしましょう。そして、もう一つは、その主の復活に自分も預かったということです。私たちはこの目では見ていません。でも、主の復活のいのちを今日もいただいているのです。そして、このいのちによって生かされているのです。このことを今日も大胆に伝えていきましょう。