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コラム 牧師の書斎から

2020年11月29日 澤村信蔵

「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。」(伝道者3:11
私たちの過去を振り返ってみて、物事は思い通りにいかないことが本当に多いですね。特に、コロナ禍の中、思い通りに進まないことを否が応でも体験させられました。がっかりすることも多々ありました。でも、よく考えてみると、物事って自分の思い通りに進むと思うほうが高慢なのかもしれません。私たちの営みには、すべて神の時があり、神様が願ってくださることは進んでいくからです。 神のみこころであるならば、私たちの思いを超えた不思議な方法で神様は導いてくださるのです。今年は、会堂の補修工事のことにおいても、そのことを体験させていただきました。皆さんが教会を愛してくださったからですが、すべての必要が十分に満たされたのです。それは神の時だったからです。 そして、今もまたそのことを教えられています。いろんな障壁がある出来事がありました。でも、びっくりするくらい、一つずつ障壁が取り除けられていきました。それも思ってもみない方法で。特に、金銭的な問題というのは、私にとって一番どうすることもできない問題で、半分諦めていました。でも、神様が働かれる時には、すべてが不思議なように与えられて、一歩一歩と前に進んでいけるのです。一つ一つは、偶然かもしれませんが、「今」そのことが起きたことを思うときに、神の必然だと感じるのです。私たちは、物事思い通りにいかなくても、神のなさることに期待して前に進んでいましょう。