コラム 牧師の書斎から
2020年12月27日 澤村信蔵
「わがたましいよ 主をほめたたえよ。
主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
主はあなたのすべての咎を赦し あなたのすべての病を癒やしあなたのいのちを穴から贖われる。
主はあなたに恵みとあわれみの冠をかぶらせ あなたの一生を良いもので満ち足らせる。あなたの若さは鷲のように新しくなる」
（詩篇103篇2～5節）
2020年が、もうすぐ終わりを迎えようとしています。今年は、一年中コロナに振り回された一年でした。いろいろと出来なかったことや、大変だったことが思い起こされるかもしれません。でも、私たちが覚えるのは、主の良くしてくださった事々です。何よりも、毎週礼拝をささげることが出来たことを心から感謝します。ともに集うことが出来なかったときや、集うことが出来なかった方々がいたことも事実です。ともに集うことが出来なくても、同じ主を見上げ、同じ主に礼拝をささげることが出来たことを感謝します。また、クリスマスの諸集会を始め、主にある働きをすることが出来たことを感謝します。何よりも、この一年の働きを通して、主を信じ受け入れる方々が起こされたことも感謝します。
また、礼拝堂の大規模修繕工事も、最善の時に、最善の方法で行うことが出来たことを感謝します。またすべての必要を主が満たしてくださったことを感謝します。この一年も冒頭のみ言葉のように、主は私たちを良いもので満たしてくださる真実なお方であることを覚えることが出来ました。ぜひ皆さん自身の歩みにおいても、この一年、主が与えてくださったこと、主にあって行うことが出来たことを数えてみましょう。新しい年も主に期待して歩んでいきましょう。