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コラム 牧師の書斎から

2023年1月8日 澤村信蔵

「神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。」(ローマ8章28節)

私たちは、この年召されたその召しにふさわしく歩んでいきますが、そのために大切なことの一つが、どんな状況にあっても、私たちの人生を益にしていてくださる主がいるということです。私たちは、良いことがあると、喜びますし、神様に感謝します。でも、悪いことや思いがけないことがあると、つい神様に愚痴ってしまいます。なんでこんなことが起こるんだ・・自分なんて神様は興味がないんじゃないかとふとそんな思いがこみ上げてくることがあります。でも、本当にそうでしょうか?みことばは、「神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となる」と語っています。私たち召された者のためには、それが良いことがあれ、私たちから見たら悪く思えることであれ、すべてのことがともに働いて益となるのです。ともに働くということは、神とともに働いてということではないでしょうか?神様がいつもともにいてくださって、あのこともこのことも益としてくださるのです。そして、このみことばは、私たちは、「知っています」と書かれています。問題の真っただ中で、私は神が益にしてくださることを知っていますと告白できるかどうか・・そこが鍵なのです。私たちは、今日もう一度、神に召された者として、このみことばを自分のことばとして、私は知っていますと告白しましょう。