ここからコンテンツ

コラム 牧師の書斎から

2024年10月13日 澤村信蔵

 「悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるから。」(マタイ5章4節)

 昨日、墓前礼拝を行いました。教会では、年に一度は、秋に墓前で、また、春、イースターのころには、教会で、先に天に召された方々を思い起こし、私たちも信仰を新たにする時を持っています。今回は、先に天に召された坂本喜子姉の納骨も行いました。喜子姉は、4人兄弟でしたが、早くに、お父さん、お兄さん、お姉さんは召され、お母さんと体の弱い妹の増子姉とともに多くの苦労をされて過ごされました。ご自身も郵便局でずっと働いて生活を支えていました。正司兄と結婚をし、一人息子の信正先生は、日本長老教会の牧師になりました。でも、ご主人を先に天に送り、2008年には、増子姉、そして信正先生を次々に天に送り、身寄りがなくなり、一人きりになってしまったのです。振り返ってみると本当に多くの悲しみを体験した姉妹でした。でも、その姉妹は、私が会いに行くと、いつも感謝の言葉を発するのです。特に、神様への感謝はいつも溢れていました。自分が今あるのは神様がいたから、すべてが感謝だと。そして、お母さんが語ってくれたこと、祈ってくれたこと、その感謝の言葉を聞かない日はありませんでした。そして、いつも喜んでおられたのです。最後の最後まで感謝と喜びをもって日々を過ごすことが出来たのは、ともにいて慰めてくださる主がいたからです。その主が、今日も信じる私たち一人ひとりとともにおられるのです。