コラム 牧師の書斎から
2024年11月17日 澤村信蔵
イエスは答えられた。「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる』と書いてある。」マタイの福音書4章4節
アダムとエバは、食べてはいけないと言われた善悪の知識の木の実を食べました。それまでは、神様の基準しかありませんでした。でも、この実を食べた時から、自分で善悪を判断するようになりました。アダムは自分の身を護るために、ともにいるはずのエバを批判するようになるのです。しかも、人間の判断する善悪は、絶対的なものではないので、その結果、自分の善と、相手の善がぶつかるようになり、争いが生まれるのです。戦争は、まさに、その最たるものです。イスラエルにはイスラエルの言い分があり、パレスチナ(ハマス)側には、彼らの言い分があるのです。どちらの言い分も正しい面があるし、間違った面もある。だから、どこまで行っても平行線で、ずっと争いが終わらないのです。その根底には、みんな自分の考えや思いが一番正しいと思っているということがあるのです。でも、神様のみことばという唯一絶対の基準の前に、自分を置くと、実は、自分が正しいと思っていることでさえ、結構間違いが沢山あることに気づくのです。「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる。」神のことばこそ、私たちが基準とすべき唯一のものです。もし、すべての人がこの神のことばを基準に生きていけば、この世界は変わります。この世界に、本当の平和をうみだすことができるのです。そのために、まず、私たち自身が日々語られる神のことばを基準として、愛のみことばを実践して生きていきましょう。



