コラム 牧師の書斎から
2025年4月27日 澤村信蔵
これはノアの歴史である。ノアは正しい人で、彼の世代の中にあって全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。(創世記6章9節)
今、終末時代だと言われます。そういう時代にあって、私たちはどう生きるべきなのでしょうか?洪水による裁きの前の時代を生きたノアはどういう生き方をしたのでしょうか?ノアの姿を見習いたいのです。一つは、ノアは正しい人でした。ヘブル人の手紙には、「信仰によって、ノアはまだ見ていない事柄について神から警告を受けたときに、恐れかしこんで家族の救いのために箱舟を造り、その信仰によって世を罪ありとし、信仰による義を受け継ぐ者となりました。」(11章7節)とあります。すなわち正しい人というのは、まだ見ていないものに対しても信仰を持つ者です。見ていなくても神のことばを信じる人です。もう一つは、信仰による義を受け継ぐ人です。自分の正しさではなく、神が与えて下さる義を感謝して受け取る人です。そして、もう一つは、彼の世代の中にあって全き人であったということです。ノアの時代も、また今の時代も、世の乱れはひどいものです。そういう時代に流されることなく、そういう時代にあっても、その正しさを失わなかったのです。あの洪水の前にノアがいたように、この終わりの時代には、私たち一人ひとりを「地の塩」、「世の光」といして、この時代に、置いてくださっているのです。時代がどう変わったとしても、ノアのように、正しい人として、神とともに歩んでいきましょう。



