コラム 牧師の書斎から
2025年9月7日 澤村信蔵
人を恐れると罠にかかる。しかし、主に信頼する者は高い所にかくまわれる。(箴言29:25)
今、祈祷会でエレミヤ42章を読んでいるのですが、バビロンに滅ぼされた後のエルサレムの民には、二つの選択肢がありました。一つは、エジプトに逃げるということです。それは、特にバビロンの王を恐れたからです。エジプトに行けば、平和があり、食べものが豊かにある。そして、何より、バビロンの王も追いかけてこないと思ったのです。もう一つの選択肢は、そのままエルサレムに残るというものでした。城壁は壊され、荒れ果てて、何か起きたらすぐに滅ぼされてしまいます。しかも、食べる物もない。皆さんだったらどちらを選びますか。間違いなく、エジプトを選んだ方がよさそうです。実際、彼らもエジプトへ逃げる道を選びました。
でも、それが過ちだったのです。なぜなら、神様は、彼らに、この地にとどまるのであれば「あなたがたが恐れているバビロンの王を恐れるな。・・わたしがあなたがたとともにいて、彼の手から救い出すからだ」(42:11)と言われたから。つまり、この地に残る時、そこに主がともにいると言われたのです。最悪と思うような状況であっても、主がともにいてくださる道と、見た目は良さそうだけど、主がおられない道。どちらを選ぶことが最善でしょうか。答えは簡単です。主がともにいる道です。主がともにいるなら、主に信頼するなら、必ずどんな中にあっても、神が守り支えて下さるのです。私たちは、今日も主に信頼していきましょう。主に信頼する者は高い所にかくまわれるのですから。



