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コラム 牧師の書斎から

2025年11月30日 澤村信蔵

 エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。(イザヤ11章1節)
 今日から、アドベントです。アドベントは、日本語では待降節と言いますが、クリスマスを待ち望む期間です。でも、イエス様の誕生は、もうはるか前に約束されたものです。最初の罪を犯したときから救いの計画は始まります。そして、多くの預言者が、イエス様の誕生を預言しました。その中で、イザヤは、エッサイの根株から新芽が生えると語りました。若枝という言葉は、ナザレの語源となった言葉だと言われます。「彼はナザレ人と呼ばれる」(マタイ2:23)は、このイザヤ書の言葉の引用です。そして、この若枝はメシヤを指す言葉でもあります。この若枝を使ってメシヤがどんなお方かいろんな預言があります。エレミヤ23:5では、王としてのメシヤ、ゼカリヤ3:8では、しもべとしてのメシヤ、ゼカリヤ6:12では、人としてのメシヤ、イザヤ4:2では、神としてのメシヤが描かれています。それは、4つの福音書が、ちょうど4つのキリストを現しているのに対応しています。マタイ(王として)、マルコ(しもべとして)、ルカ(人として)、ヨハネ(神として)。やがて来られるメシヤは王の王として、人々に仕えるしもべとなって人間の姿をとり十字架で死なれるまことの神であることを表しているのです。私たちを罪から救うためでした。ここに救いがあります。これこそ福音です。その救いをなすために、キリストがもうすでに来てくださったのがクリスマスの意味なのです。キリストを心のうちにお迎えし、本当のクリスマスを体験しましょう。